ラップを全く聴かない私が晋平太を初めて知ったのは漫画だった。

私が晋平太を知ったのは曽田正人の漫画
Change!和歌のお嬢様、ラップはじめました。」だった。
※完結済み・めっちゃ面白いから読んで欲しい。

漫画の中のラップのリリックを監修していたのだが
漫画を読んでいた時は特に晋平太の事は記憶に残っていなかった。
「ああ、ちゃんとラッパーに監修してもらってるんだ~」
程度の認識だった。
ただ、漫画はとても面白くてラップに少し興味を持つきっかけになった。

その後Creepy Nuts(クリーピーナッツ)が流行り、
その関連動画でR-指定のラップバトルを見た。
R-指定ってラッパーだったのか~、「のびしろ」聞いた時は全く気付かなかったわ
などと思いつつ、彼のラップの凄さに驚愕。
そうしてラップ動画を漁っている時に
R-指定 vs 晋平太 Full ver.【ADRENALINE 2019 FINAL】」でのラップバトルを見たのだ。

すごかった。
私はラップはニワカだがそれでも凄いバトルなんだと思った。

2人とも言葉の紡ぎ方が上手いし早いし、言葉も聞き取りやすいし
韻も踏みまくりでハイレベルの戦いなんだという事がはっきり分かった。

二人のリリックはとても優しかった。

ディスっているようでお互いを認め合っている。
のちに他の人のラップバトルを見たがディスが酷すぎて
聞くに堪えないものもいくつかあった。

そんな中、晋平太とR-指定のこのバトルは感動してしまうくらい
言葉の選び方、伝え方が素晴らしかった。

この時、まだ晋平太の事が良くわかっていなかった。
R-指定の物言いや、コメント欄を見て超強いラッパーらしい事はわかったが、
それとは別にとてもやさしい人なんだろうなと思った。

晋平太のラップは愛に溢れていた。
相手の強さ、自分の強さ弱さを受け止め、それを誰が聞いても不快にならない言葉で
リリックを紡いでいた。

聞くに堪えない言葉をがなるラッパーが少なくない中で
晋平太のリリックはとても優しかった。
ディスの中にも愛があった。

R-指定と似ているようで全然違う
唯一無二のラッパーだったと思う。

そんな彼が心を病んで休みに入っているらしいことを知った。

他のラッパーたちが晋平太の帰りを待っていた。

そして今回の訃報。

いつか帰ってくると思ってた。
帰ってきてくれるって信じてた。
「10年後にHighlight塗り替える」って言ってたやん。
みんなもそれ信じて待ってたやん。

ニワカの私がこんなにショックなのだから
ずっと晋平太と一緒にラップしてきた人や
ずっと追いかけていたファン達の心痛 いかがばかりかと。

「なんで」
という気持ちと
「逃げたいくらい辛かったんだね」
という気持ちがせめぎ合っている。

今、私が何を言った所で過去は変わらない。
だからこれだけは言わせてね。

晋平太!
あんたは本当に格好良かったよ!
ラップが凄いって事を教えてくれてありがとう!


晋平太さんのご冥福をお祈りいたします。

晋平太
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